ディズニーシーが誇る珍ミュージカル「アウト・オブ・シャドウランド」

東京ディズニーシーのハンガーステージで公演されているミュージカルショー「アウト・オブ・シャドウランド」。妹と平日ディズニーで観てきました。

あらすじ

内気な少女のメイは、キャンプに来たはずが何故か影の世界(シャドウランド)に迷い込んでしまう。そこで様々な経験を経て、最後に光る剣でシャドウランドを支配する邪悪なカゲドリを退治します。

2016年7月9日よりスタートしたショーで、アンジェラ・アキが主人公の少女メイが歌う楽曲など3曲の作詞を手掛けたことも話題になりました。

上映時間は約25分間です。

ハンガーステージ

会場となるハンガーステージの「ハンガー(Hangar)」とは、飛行機の格納庫を意味するそうです。なので「格納庫だった建物を劇場に改造した」という裏設定があります。

このハンガーを所有していたのは架空の航空会社『ピラニア航空』という設定のため、壁面などにピラニアのロゴが描かれています。建物の外観も格納庫を思わせるような形をしており、航空機のエンジン、機体などが周辺に配置されています。

内装も格納庫をイメージとした作りになっており、所々に錆び加工がされています、座席数は約1100席です。

個人的には、「ミステックリズム」よりも舞台セットが質素になった気がします(笑) きっと、セット転換を少なくする代わりに、パネルに映像を投影する「プロジェクトマッピング」を導入したためでしょう。立体感というか奥行き感がないセットでした。

どこに共感すべきか難しいストーリー

全体的にストーリーが謎です。

確かに、うじうじしているメイちゃんは、見ててイライラします。しかし、リーダーシップを発揮できない子はダメなのでしょうか、リーダーシップを発揮できる子が素晴らしい子なのだろうか、とリーダーの男性を問い詰めたくなります(笑)

メイがカゲドリを追って森に入っていくシーン。「あれだけ人数がいれば、誰かメイのことに気付くよ! あと、臆病なメイが大胆に森に入っていくのはおかしいでしょ!」と心の中でツッコみが止まりませんでした。

即効でテントを組んで影絵で遊び始めるシーンでは「内気な子が急に生き生きと遊び始める」というシチュエーションが不思議ポイントでした。

オープニングでは人見知りのせいか声が小さかったメイなのに、ユウとは普通に打ち解けている。

花の精は必要なのか?いなくてもストーリーに支障がないのに主役級の扱い。

・・・・・・と、疑問が止まりません。

水の精ですが、中途半端なプロジェクションマッピングとワイヤーアクションだと思ったのは私だけでしょうか? 私の観た回は、2人の息が全く合っていませんでした。手を取り合うタイミングが合っていなくて、観ている方がハラハラするほどです。プロジェクションマッピングの必要性を感じず、垂直ステージの意味も薄いと感じました。

カゲドリの戦闘シーンでは、「その光る剣はどこから出てきた!?」と突っ込むくらい、唐突に殺陣が始まります。しかも、違和感しかないぎこちなさ。そして、ユウはあっさり倒されます。殺陣をやるなら、もう少し演出を頑張って欲しかったです。

現実世界に戻ってきたメイが、いきなり気が触れたのかのようにハイテンションでしゃべり出します。あと、ここでも花の精の意味が不明。(夢オチじゃないよってことなのか?)

ディズニーだから実現できたこと

賛否両論ありますが、ディズニーシーのアトラクションの1つとして考えれば優良コンテンツだと思います。

だって、パスポート料金内だし、家族全員で観られるし、上演時間が手頃だし、「わざわざお金を払って劇団四季を観るほどでもないけれど。。。」という層にはぴったりなのではないでしょうか。

小さい子供がいる家庭でもちゃんとした(?)ミュージカルに触れられる環境を作った功績は評価に値します。

\2016年12月1日から全公演抽選なしで鑑賞できます/

会場も広いので、余裕を持って来場すれば並ばずに入れることも!

まあ、ミスティックリズムがすばらしかったもんね。。。

あすみんく

なんだかんだ言いつつも、「アウト・オブ・シャドウランド」サントラCD買いました!